【生配信】第389回 多田将＆江崎道朗が話題のニュースを深掘り解説！ニッポンジャーナル
15:38
多田将）
多分ロシアとアメリカがお互いに使う可能性は低いですよ？
それよりかはもっと日本の隣国である中国と北朝鮮
この二つの方が使う可能性は高くなってくる
となるとこれは「遠い超大国同士の闘いだねー」じゃなくて
これ東アジアの問題なんでこれ日本が当事者なんです
多分一番問題なのって日本って当時者意識が薄い、これが一番問題で
例えば核の議論なんかしても例えばね良く言うのは
アメリカは、そこニュースにもありましたけど「韓国は」の所は「日本は」に直してください
するとアメリカは日本を守ってくれるのか？って言う風な感じになるとしますよね？
これをね必ず言うんですよ日本人
でもそれは非常に他人事みたいな言葉だと思いませんか？
そうじゃなくて日本を守って、本当に守って欲しいならですよ？日本が要求すべきなんです
どういう風にして欲しいんですか？と
アメリカはどうするつもりだろうじゃなくて
日本がアメリカに対してどうして欲しいのか？を言うべきなんですよ要求すべき
要求するに関しては当然ながら国内で議論しないといけないのにこれまでされてなかった
これが一番の問題だと思うんです
だからやっぱりちゃんとこれを真面目に
もちろん少しずつ議論が始まっている所なんですけども
それをする事でどういう風にアメリカにしてもらいたいのかと
国内で議論してからそれからアメリカに対して協議をするというのが凄い手順としてね？
遅ればせながらですけれどもやるべきだと思いますよね
山田晃）
その感じで言うたら韓国の方が進んでますよね？
多田将）
まぁ国境を接してる国はちょっと違いますよね
山田晃）
守ってくれへんのやったら自分らで持ちますけどって言う訳ですよね
多田将）
そうそう(笑)そうですね(笑)
江崎道朗）
この核のね？議論、多田さんはしてないって言うんです、余り出来てないって言うんですが
一応ですね2年位前から自民党の有志、具体的に言うと青山繁晴先生たち中心になってですね
護る会ってのがあるんですがあそこが核抑止に関する議論をずーっと院内、議員会館の中で
自民党有志の議員たちとずーっと専門家集めてやってんですね
その時にやっぱり先ほど多田さん仰ったように核のね傘ってあるんだけどって
じゃあ日本が例えば北朝鮮から核ミサイルを撃ち込まれた時に
反撃してくれって言う核の傘なのか？
北朝鮮が、いや中国が核ミサイルを日本に撃とうとした段階で
即現地攻撃をしてくれって要望なのか？
要は日本側がアメリカに核の傘って具体的にどこになにをどう求めるのか？
その為にはどういう準備が必要なのかっていう議論をこっちはしとかないと
漠然とねアメリカは日本を守ってくれんのかってね、それこそ他人事ですよね
多田将）
そうですそうです
江崎道朗）
当事者意識ない議論なんでそんな当事者意識ない議論駄目だよねって言う事で
その辺の議論をずーーっと青山先生とか山田宏先生とかが中心になって
専門家集めてずーーっとやってて広島サミットの前に岸田総理にも提言書を出して
やってるし安倍政権の末期からこの核の問題に関しては北朝鮮を念頭に
拡大抑止協議といって日米間の核抑止、核に関しての実務協議を
今ドンドンドンドンやっているんですが
問題は拡大抑止協議って外務省防衛相の役人たちがやっててですね
多田先生みたいな技術の専門家が入ってないんですよね？
入ってないから政策論、言っちゃ悪いけど机上の空論で
本当にアメリカがじゃあいざってときに日本をね？
中国のどこにどういう風な核戦力を抑止をやるのか？
北に対してどういう使い方をするのか？
その時にどの基地のどの核ミサイルをどう使うのか？とか
その辺の所が実務的な協議と核兵器が本当に使えるの？ってそもそもね
アメリカは核戦略の更新をこの半世紀やってないので
半世紀50年以上前だから本当に使えるかどうかの確認とかを
やっぱ多田さんみたいな専門家が向こうに行って「これ本当に使えるの？」
っていう確認をしていくような拡大抑止協議に
議論のレベル上げて行かなきゃいけないんですよね？
20:40
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