【DHC】2020/11/10(火) 百田尚樹×西岡力×居島一平【虎ノ門ニュース】

https://www.youtube.com/watch?v=M1lEZ-dPjAc

50:18

西岡力）
だからまぁ、…歴史認識を政府が完全に決めて、異論は刑事罰を与えるということが、韓国社会で今、起きてる訳ですよね。それはホントに危険なことで、それに対して、戦いを挑んでいるジャーナリストや学者が一部いると。その戦いがどうなるのか、韓国は自由民主主義陣営に残るかどうかは、その戦いの如何にかかっているんじゃないかと思いますけどね。

百田尚樹）
…いやぁ～韓国はもう、絶望的な国ですね！
もう、救いようがないですね！もう…

西岡力）
（うなずく）

居島一平）
…ある種、恐怖政治ですよね、そこまでいくとね…

百田尚樹）
そう。いやほんでね、あの～まぁ、日韓…いわゆる国交がね、正常化しましたよね。
もう今から何十年も前にね、60年…50何年前にね。
で、そっからぁ～え～、日韓関係て、もう良くなりは、全くしませんね！
どんっどん悪くなっていきますね！で、しかもその原因は、全て韓国側にありますね！

居島一平）
う～ん…

51:19
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51:19

西岡力）
まぁそれはちょっと言い過ぎです。私はね、あの～1965年から82年まではね、
韓国は歴史問題を出してないんです。韓国の反日はね、反共の立場から反日だったんですよ。
日本が朝鮮総連をちゃんと取り締まらないからと。「文世光事件」ってありましたよね？1974年。
大阪の交番から拳銃を盗んで、文世光という在日韓国人が、大統領夫人を暗殺したという事件ですけどね。
その時、大阪に万景峰号が入って、北の工作機関の大物が文世光を船に呼んで、
「朴正煕は悪い奴だから殺せ」と命令して、日本の警察の拳銃が盗まれ、
日本人のパスポートを偽造されて行ったんですよね。
それなのに、当時の外務大臣は、「韓国に対する北朝鮮の軍事的な脅威はない」と国会答弁し、
で、日本のマスコミは大部分が、朴正煕の自作自演じゃないか！？と、あの奥さんが嫌いだった、
浮気してたんだとかバカなことを書いて、で、韓国で反日デモが起きた訳です。
当時の反日は、私、正しいと思うんです。

百田尚樹）
なるほど！

52:21
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52:21

西岡力）
あの、北朝鮮という共通の敵があったのに、日本は一緒に戦わなかったんです。ところが、全斗煥政権の’82年に、第一次教科書問題が起きて、やはりこれも日本発ですけれども、日本のマスコミが、「教科書の原稿に、“侵略”というのがあった。検定で“進出”に変わった」とウソを書いたんです。

百田尚樹）
はい。毎日新聞が

西岡力）
いや、全部のマスコミですよ。

百田尚樹）
はい、まぁ最初は、毎日新聞ですけどね

52:43
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52:43

西岡力）
いやだから、あの～最初は、日本テレビの人間がそれやったんですけども、文部省の記者クラブでね。
でも、そしたらあの、それは中国に対する侵略を進出に書き加えたと言ったんですけども、
毎日が「中国・韓国」としたんです。だから仰るとおり半分正しいんですけども、
あの…そしたら全斗煥政権が日本にお金を貰うために、教科書の記述についてね、外交問題にしたんですよね。で、朴正煕政権は、一度もそんな事してないんです。近代国家は、歴史問題は条約を結んだら終わりなんです。朴大統領はそれを分かってて、日本を攻撃したのは共産主義だ、お前ら戦わないのかけしからん！
総連をもっと取り締まれ！と。俺の奥さん殺された、俺も殺されそうになったんだ！と。
日本はテロ支援国家だと言ってた訳なんです。ところが ’82年から朝日新聞と韓国の癒着が始まって、
それがずーっときて、だから半分日本の責任なんですけども、でもそれじゃ、どんどんどんどん悪くなった。
謝罪すればするほど悪くなっていった日韓関係なんですよ。

53:41
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53:41

百田尚樹）
う～ん。…まぁ確かに～、え～～、いわゆる慰安婦問題を言い出したのはこれ、日本の新聞ですからね。

西岡力）
そうです。その10年後 ’91年ですよね。
うん。

百田尚樹）
はい。ですからそういう意味では、もう…日本発、
だから日本人が、…日本人がじゃないな日本人じゃない、
朝日新聞が日韓関係をこじらせたんですよね！？

54:04
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54:04

西岡力）
まぁ朝日新聞など反日勢力、ですね。

百田尚樹）
だから、え～そう考えるとホント、日本の左翼メディアとか、まぁ左翼文化人とか、
左翼学者が、何故、その日韓関係をもう、どんどんどんどん悪化させるような事を色々したんでしょうねぇ？

西岡力）
あの、私はね、あの「歴史認識問題の４要素」と言ってるんですね。

百田尚樹）
４要素…

西岡力）
第１は、日本の反日勢力が嘘を言う、と。そうすると、韓国の政府が、それを外交問題にすると。
そうすると３つ目に、日本の外務省が足して2で割ったように謝っちゃうと。
そして４つ目は、それを今度は、韓国と日本の反日勢力が国際社会、国連などに広めると。
そうすると１・２・３・４の中でね、１と３は日本なんです。４も半分は日本なんです。

百田尚樹）
うむ

西岡力）
つまり、もちろん、韓国政府が内政干渉してるのはけしからんですよ。
靖国参拝とか教科書問題って純粋に内政ですから。
しかし国際政治ってのは、あの…冷酷でね。使える！と思ったら使うんですよ。
日本の中で反日勢力が原料を生産してね、そして日本の政府が謝るんだったら、
これ使える！ってなっちゃった訳ですよ。
だから、外務省系の評論家の人達はね、韓国政府がゴールポストを動かしたって、
いつも言ってますよね？後ろに下げたと。
私からすると、外務省が先にゴールポストを前に持ってったんですよ。先に謝ったらダメなんです。
しかし、安倍政権になってやっとそれが変わって、今ですねあの、外務省のホームページに行ったら、
「歴史問題」ってあって、慰安婦のところやるとですね、「性奴隷は嘘だ」と。
「強制連行は無かった」「20万人は違う」っていうの、
ちゃんと外務省のページに書いてあるようになってね。
…これはホントに、僕ら20年もずーっと…まぁこの本書いたりしてね…

居島一平）
隔世の感…ですか

西岡力）
ずーっとやってきましたからね。
何でオレが、民間人なのに、日本の名誉を守るために戦ってるんだ！？と思ってたけど、
安倍政権になってホームページにそれを書くようになった。去年の「外交白書」にも書いたんですよね。
だからやっと、「歴史認識の４要素」の中の、３がなくなった。
しかし、１はまだあるんですけど。日本発の反日は…。

居島一平）
えぇ…えぇ…根深くね…

西岡力）
朝日新聞もまだありますからね。

56:08
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